参考 JKC「家庭犬」より

JKCのチャンピオンになるには?
クラブ展ではブリード戦の時点で3頭以上の出展があった場合
ウイナーにはオレンジ色の
CCカード(CHALLENGE CERTICATE)が付与されます。
(3頭に満たない場合は勝ち進んでいくうちに3頭以上と対戦できれば付与されます)

また、クラブ連合展・FCI展・出陳予定頭数が400頭以上のクラブ展などでは同じ条件の下
赤色の
M.CCカード(MAJOR CHALLENGE CERTICATE)が付与されます。
M.CCカードは対象のショーの開催が少なく強豪が集まるので、CCカードよりも
取ることは難しくなります。
 *全てのショーがこれと等しい訳ではありません。 

これらはJKCチャンピオンになる為には必要なカードになります。2人以上の異なる審査員から全部で
4枚のカード(内1枚以上のカードはM.CCカードを含む)を取得しなければなりません。
また、最初に所得したカードから、最後のカードを取得するまでの間は4年間という行有効期限が定められています。
このカードが揃えばチャンピオンになる資格が与えられます。

チャンピオン登録に必要なもの
@有効な4枚のカード
A該当犬の(家庭犬訓練初等科)以上の取得
B該当犬のDNA鑑定
C該当犬所有者の国際犬舎名の登録

ドックショーを観てみよう
ドックショーは犬を連れて遊びに行くことが出来ます。
大きなショーになると沢山のドッググッズを並べたお店が出店されています。
これを見に出かけるだけでもとても楽しいですよ。
ドックショーでは、一度に多様多種な犬種が観られるだけでなく、子犬と成犬の体格の違いや
同じ犬種の毛色のバリエーションなども生で見ることが出来ます。
沢山の犬種を見ることが出来るのがドックショーの魅力です。是非、お近くのショー会場にお出掛けください。
開催日などはJKCのHPを御覧下さい。

会場での見学マナーについて

@出陳される犬には手を触れないで
  ハンドラーさんが連れた犬はショードックです。トリミングされたベストの状態を
   保っています。人も犬も繊細ですのでてを触れないようにしましょう。

A写真を撮る時は必ず了承を得て
  フラッシュに敏感に反応する子もいます。顔の正面からストロボを当てることの無いように  
   注意しましックになりショーに影響が出る可能性もあります。
   写真を撮る時は一声懸けてからにしましょう。


Bヒート中(発情中の犬)
  これは当然のことです。ショーの参加も勿論出来ません。

C噛みぐせのある犬
  会場内でのトラブルは避けたいですね。

D排泄物の処理
  こらは、会場内だけのものではありません。愛犬の排泄物の処理は必ず飼い主さんの手で
   行ってください。みんなが気持ちく過ごせるといいですね。


E牡犬のマーキング
  会場内の施設設備などへのマーキング気をつけてください。

Fお気に入りのワンちゃんを見つけよう
  ショーの応援は全て拍手です。
   歩調にあわせて手拍子をしてあげてもいいですね
.

●ブリード(犬種)審査
 ≪ウイナー選出〜BOB選出まで≫


クラス戦(犬種別・牡・牝別に進みます)

@チャンピオンクラスを除く各クラスごとで出陳犬の中から一番を決めます。
 そこで一番に選ばれた子を1席といいます。


ブリード戦(犬種別・牡・牝別に進みます)
A各クラス1席をとった子同士が戦います。
 ここで勝ち上がった子を
牡をウィナーズドッグ(WB)ウイナーズピッチ(WD)といいます。

Bウイナー犬はチャンピオンクラスにエントリーされた犬(ドックショーで優秀な成績を収め、
 チャン ピオンの資格を持つ犬)達と共に審査されその犬種の最優秀である
 
 ベストオブブリード(BOB)
が決定されます。

●グループ審査
  ≪BIG選出≫
グループ戦(牡・牝別に進みます)
CBOBに選ばれた犬達は、同じグループの他の犬のBOB達と最優秀の座を争います。
 グループ最優秀に選ばれた犬は
ベストイングループ(BIG)と称されます。
 グループ数は13ですから、牡牝13頭ずつのBIGが選出されることになります。
 この選ばれた犬達を
エクセレントグループ(EXG)といいます。

●BIG同士の審査
 ≪キング・クイーン選出〜BIS選出≫
Dグループ代表13頭のEXGから更に3頭が選ばれます。その3頭の中かで牡のトップを
 
キング(King)牝をクイーン(Queen)といいます。残りの2頭は牡をリザーブキング(R・King)
 牝を
リザーブクイーン(R・Queen)といいます。

BIS戦(ここで初めて牡牝の審査)
EKing対Queenにより、ここで初めて牡と牝が一緒に審査されます。
 ドックショーの最高栄誉である
ベストインショー(BIS)が決まります。
   
*その他・出陳頭数などにより多少進行状況などが異なります。

☆審査の進行
  ドックショーの進行について…。
  ここでは
「全犬種クラブ展チャンピオンシップショー」を例にとり一例を紹介してみます。
  全犬種展では、年齢・牡・牝・別にクラス分けされます。
  審査はトーナメントー形式で行われます。
  それぞれの審査過程についてもう少し詳しく紹介していきましょう。

  受付を済ませると出陳目録と参加賞が渡されます。
  この目録には進行順序・出陳犬などが記載されています。
  一般では、9時より受付・10時開始になります。
  ショーの開始では、まず審査員・スチュワート・主催者の紹介が行われます。

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